ミールラウンド支援ソフト「ミルラン」について

日本摂食支援協会では会員の先生方が施設との契約を積極的に進めることができるようサポート体制を構築しておりますが、その1つとして、ミールラウンド支援ソフト「ミルラン」の開発を進めております。

施設が利用者全員に対して加算を算定できるよう、会員の先生方が契約施設に対してきめ細かなサポートすることが施設側と医院側の双方の収入増加につながります。

摂食支援における多職種連携のカナメはミールラウンドであることは言うまでもありません。

1人の利用者さんの「食べること」について、ケアマネや歯科医師、栄養士、理学療法士など多職種が意見を述べ合う「会議」の開催が原則ですが、現実問題として恒常的な会議の開催には限界があり、これが加算点数を正しく算定できない原因となっています。

これを打開するために、ミルランではスマホやタブレット端末を使って、それぞれの職種の人たちが時間の制約なく意見を述べる(書き込める)ようになっています。

しかしながら、いくらスマホやタブレットを使っても正式な報告書作りに相当な手間がかかり、結局は「やりたいけれど、時間がない」と言うことになってしまいます。

この問題解決のため、ミルラン開発にあたり、当協会の指導歯科医師の山下先生が過去の膨大な数の報告書から各職種がよく使う単語や常用句を解析し、それを瞬時に入力できる仕組みを取り入れました。

具体的には、ケアマネが入力しようとするときにはケアマネがよく使う例文が表示され、歯科医師が入力する時であれば、歯科医師がよく使う例文が自動的に表示されるという仕組みです。

表示されたいくつかの短文を組み合わせ、さらにそれを加筆訂正すると言うことも可能です。これら全てがタブレットやスマホの画面をタップするだけで入力することが可能です。

さらに音声入力にも対応し、従来であれば10分から15分以上もかかっていた報告書の作成時間を30秒~1分程度にまで短縮することができました。
この部分をIT化合理化することで、施設側と医院側の取り組みが加算と言う形で正しく評価されるようになり、施設と長期に継続した関係構築が可能となります。

【多職種会議報告書作成画面】